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サバゲ初心者向け 銃の選び方 [サバゲ未経験・初心者向け]



前回までのあらすじ~


前回はひたすらに顔面防御の重要性を説いた

いくら法規制が進んだとはいえ、
依然としてエアガンは一撃の下に我々の目を潰し、
そして歯を折る、デンジャーなおもちゃだ

それを撃ち合うのがサバイバルゲーム

被弾すると結構痛いし出血することもあるが、
スリルとリスクの上で踊るのが楽しくもあるのだ




さて、前々回ではとりあえず

・ゴーグル(とフェイスガード)
・銃
・とその周辺機器と消耗品

を買えばとりあえず自前でサバゲを始められるとした

特にこだわりがなければ、
迷彩服・弾入れその他は後でもいい

俺だって大抵普段着で参加しているのだ

ぜんぶ きがえるのめんどい


というわけで今回はいよいよメイン、銃の話である







Ep3
・銃を選ぶ



銃にはいろいろな種類がある 多くのメーカーがある

エアソフトガン商品は
いったい何種類あるのか、見当も付かない


そんな中でも現在のサバイバルゲームの主力は
18歳以上用の長物電動ガン、それも東京マルイ製

東京マルイ製の銃は 飛んで、当たる
そして他社製品と比べトラブルが少ない

少なくともサバイバルゲームにおける運用では、
業界において最も高い信頼性を誇るメーカーだ


つまりこの中から選べばとりあえず間違いはない


拳銃(=ハンドガン・ピストル)が
気になる方も多いかと思うが

野外戦では飛距離や射撃精度の面で
勝負にならない局面が多いので今回は選択肢から除外し、

次回に持ち越すことにする


コストは新品で1丁2万円台からなので、
バッテリーや充電器を含めた周辺機器まで入れると、

結果的にどんなに安く済ませても
初期投資は3万円くらいになっていくことが多い

(いつか サバゲは最低いくらで始められるのか? という記事を書きたいと思う)

が、とりあえずこれで、
業界に星の数ほどある銃の中でも
数十丁くらいまで幅が縮まった


http://www.tokyo-marui.co.jp/products/electric/
東京マルイのカタログを張っておくので
是非ニヤニヤしながら見つめつつ、記事を追って欲しい



東京マルイ製の長物電動ガンには大きく分けて3種類ある

・最も安価で軽量なモデルも多し!
 とりあえず実戦投入するならこれ! 
 「スタンダード電動ガン」

・弾幕!そしてお手軽超火力!
 スタンダード電動ガンを元に連射能力を強化した、
 「ハイサイクル電動ガン」

・飛ぶ・当たるという性能において純正としては業界最高性能!
 撃つと反動を得られる楽しいギミック! 
 高級志向の「次世代電動ガン」


そのほか、第4の選択肢として
「コンパクト電動マシンガンシリーズ」というやつもあり、

こちらも軽量・コンパクトかつ高性能だが、

バッテリーと充電器が専用設計で
クセが強く、純正状態では汎用性に欠ける
(とササハラは思っている)ので、今回は一応リストから除外した



というわけで、
とりあえず以上の中から実際に選ぶわけだが、


選ぶ上での第一は、気に入ったかどうか

リスクはあれど、とりあえず現在は法律で
エアガンのパワーに上限が設定されていること、

そしてサバイバルゲームには
「1発の被弾で死亡」というルールがあるため、

エアガンの性能差にはいろいろあれど、
「絶対に勝てないエアガン」など存在しない。

これを買っておけば絶対に勝てるという選択肢がない以上は、
まずは思い入れが大事だ

あのゲームで出てた、
あの映画で見てカッコよかった、単純に好きだから

そういう印象から入ると銃との関係は長続きするだろう


カッコイイは正義。

少なくともエアガンの世界ではそう言い切れる

サバゲってのはどっちかっていうと雰囲気で遊ぶゲームだからな!



第二には、体格や体力と一致しているかどうか

長物電動ガンの重量は軽いもので2kg程度、
重いものでは4kgを超える

全長においても、短いものでは50cm程度、
長いものでは1m20cmにも及ぶ


銃、中でも軍用銃というのは、
元々その銃が生まれた国の人間が使うことを考慮して
作られていることが多いので、

日本人の体格が
そもそも考慮されていないようなものも結構ある

実際に銃を抱っこして
フィッティングを行えるショップがあれば理想的だが、
ない場合は見た目やスペックで選ぶしかない

長いものが遠くまでよく飛ぶのか? というと今は違う。

いくら長くても古いモデルでは
今の短いモデルより射程が出なかったりする


その秘密はホップアップシステムってやつだ

まぁ簡単な話、
何もない状態で撃つと弾が ボトッ と下に落ちてしまうところ、

野球選手がボールを投げるようにバックスピンをかけ、
重力に抗う力を弾に掛けることで、

銃の射程を飛躍的に向上させる、
今のエアガンにとってなくてはならないシステムだ

このバックスピンはゴム製のパッキンによってかけられているので、
その精度、そして内部のメカや
バレル(=弾の通り道)などとのバランス、そしてボディの剛性により
今のエアガンの射程と射撃精度は決定される



後述もするが、東京マルイ製の電動ガンの中でも、
「次世代電動ガン」といわれるタイプは
非常にこの点が優秀で、コンパクトなモデルでも、
従来のスナイパーライフル並みの飛距離と射程を実現している

(この点で現在の単発式スナイパーライフルは
 優位性に欠けるといわれている)

その分エアガンとしては非常に高価な部類であり、
1丁当たりのコストは4万円を超える

剛性とリアル感を高めるため
ボディも金属になっていたりするので、
多くのモデルにおいて重量は3kg以上になる


なので、コスト問題が許したから高級機を買うも、
一日これを持って走った結果、
死ぬほどキツかったのでやめてしまった

という実例もいくらか目にしてきたので、
その辺りも考慮に入れる必要がある


もちろん、重い銃を使い続けてるとかなり体力が付く

楽しみながらそれなりの周期で
筋トレできるんだからこれほど楽なことはない

と俺は思っている

(全身を使うとはいえトレーニングできる筋肉にはかなり偏りがあるが・・)





第三は現実的なところ。
性能と、操作性


電動ガンの多くは0.2gの弾を、
秒速80mから90m以上のスピードで発射する

(法律上の上限は0.2g使用時で秒速98mなので、
 結構ギリギリのものもあるということだ)

発射された弾は先ほど挙げたホップアップにより、
逆回転と空気抵抗を受けながら減速し、

水平発射時では、体感でだいたい2秒くらいかけて
40mから50mを飛行する


性能は最初に挙げたとおり、
機種によってそこまで致命的な差は出にくいと俺は感じているが、

オススメの範囲ではこちらも最初に挙げたとおり、
大きく分けて3通りの味がある


とりあえず入門ということであれば、
やっぱりスタンダード電動ガンがオススメである

スタンダードタイプは1秒間に15発の連射ができる

スタンダードでも初めての連射体験は至福といっていい

軽量で、比較的低コスト そして即戦力である

とりあえず40mくらいまで飛ぶ
30mくらいまでは相手の頭に当たる

くらいの性能を有しているものがほとんどである


特例として、
M14や自衛隊の89式小銃のような一部高級機では
ボディが金属で重量があるが、
次世代機に食いつけるぐらいよく飛び、よく当たる




ハイサイクル電動ガン
スタンダード電動ガンの連射特化タイプであり、

詳しいことは省くが、その特性上
コンパクトなモデルばかりがラインナップされている

1秒間に25発という、
従来の純正品では考えられない連射力を持っており、

当てる自信がなくてもある程度火力でカバーすることができる

最初からカスタム状態になっているといってもいいので、
コストはスタンダードと比べるとちょっと割高であるが、

特化した能力をお手軽に初心者に与える、
ある意味優しいモデルである

連射力優先のため、
初期のモデルはスタンダードと比べ
パワーと飛距離が出にくかったが、

最近は大きな差はなくなった




次世代電動ガン・・

こいつらは、選んでおけば
とりあえず 「飛んで、当たる」 という性能においては
カスタムガンと渡り合えるくらいの性能を示してくれる

連射力はスタンダードと変わらず1秒間に15発!

40m先の頭を簡単に撃ち抜くことができるという、
純正としては恐ろしい性能を持っており、

先に見つけることができればこいつ1丁でスナイパーライフルを
一方的にいじめることができるスゴイヤツである

スタンダード電動ガンを下手にカスタムするより性能が高く、
さらにメーカーサポートを受けられ、信頼性が高いので、
最初からこっちを買っておけば
そっちの方が結果的に安いのでは? ともいわれる

長く遊ぶ場合はいきなりこっちに手を出すのも全然アリだ


また、次世代電動ガン独自の機能として、

銃内部で発射に合わせて錘を動かす機能がついており、
発射に合わせて反動とアクションが楽しめるという、

大変なロマンも盛り込まれている これが非常に楽しい!


反面、重量も性能のうちと捉えるならば、
全体としてはかなり重い部類に入る そしてコストが高い

もし壊れた際のメーカー修理コストも群を抜いて高い。

リッチな銃だ!



大別するなら以上の通りだが、
細かく分けると銃ってやつにはホントいろいろある

ここで出来れば、物理店舗において
実際に触れるようなサンプル銃に遭遇して欲しいのであるが

一応知識として選ぶポイントとしては、


まずは、マガジン(弾倉)についてと、
使用できるバッテリーの種類

マガジンは基本的にどの銃でも専用だ
(同一機種のバリエーションとかの場合は共用可能)

銃によって本当にいろいろあり、弾数は銃によって違う

よって、最初から付属するマガジンの弾数が何発なのか、
そして将来的に何発にしたいのか、

という展望を立てることにより、コストをコントロールできる


代表的なマガジンには2種類がある

バネで直接弾を持ち上げるノーマルマガジンと、

マガジンの中にジャラジャラといっぱい入った弾を、
水車のようにゼンマイによって巻き上げる、多弾マガジン

ノーマルマガジンは1本50発から
機種によって80発とか90発、

多弾マガジンは1本で少ないものでも190発とか、
多いものでは500発、600発くらい入るものもある


機種によって弾数は違うので、
この銃に最初から付属するのはどういうマガジンなのか、
(大きさ、長さ、重量によって携帯性がだいぶ変わる)

そして、ノーマルマガジンは何発入るのか、
多弾マガジンは何発入るのか ということは確認しておこう


特殊な例としては、スタンダード電動ガン「P90」や
コンパクト電動ガン「MP7A1」といった一部の銃については

物理的な制約による多弾マガジンの
弾上がりの悪さが欠点として挙げられるので

一応知識として考慮に入れておくといいかも知れない


バッテリーのサイズについても注意が必要だ。

実物の銃に合わせて模型をモデルアップする以上、
バッテリーを入れる場所・サイズは銃によって様々である


電動ガン用バッテリーの形として
東京マルイ純正として定められている範囲では、

一部の次世代電動ガン用の特殊な形のものを除けば、
ミニバッテリーと、スティックタイプのAKバッテリーの2種類がある


ラジコン用のやたらでかいラージバッテリーや、
高出力・高容量のリチウムポリマーバッテリーなんてやつも
一応いるが、多少リスクがあるので今回は省略する。

今後記事にするかもしれない


エアガンに場合においては、特にバッテリーの入れやすさ等が
気になるポイントになりやすいので、

その辺を事前にチェックしておくといいと思う


今挙げたニッケル水素バッテリーは
扱い方に注意が必要であり、
しくじるとバッテリーの死亡や液漏れを招くので、

メーカー公式ホームページの注意書きなどを参考にして欲しい

マルナゲ!




銃本体についていえば、
まずはストック(銃床)の有無だ

ストックとは、銃のしっぽである。


ライフルやマシンガンと呼ばれるものは基本的に、

両手と、肩(鎖骨のあたり)、
そして頬の4点で押さえつけて使用したとき、

最もパフォーマンスが出るように設計されている。

ストックとは、
この中でも銃を肩に当てて固定するためのパーツであり
あるのとないのとでは命中させる難易度が全然違う。

もちろん好きで選んだ結果として、
最初からストックのない銃を選ぶのも良いが、
結構不利を招く場合がある、とご案内しておく



また、銃の中には折りたたみができるものがある

お出かけの際に電車などで長距離を移動する方は、
荷物を減らすためにこういった機能のある銃を活用すると、
非常に楽になる場合が多い

体格にあわせて伸縮できるストックの付いたものもあるので、
この辺りについても考慮すると良い結果が得られるだろう


ちなみに、折りたたみできる銃を
折りたたんだまま撃つという選択肢は、
どちらかというと不利を招くことが多く、

少なくとも慣れないうちはあまりオススメはしない



銃には安全装置がついているが、

ライフルやマシンガンというやつの場合、
大抵 安全→単発→連射 という感じで切り替えが出来る

これをセレクターという。

セレクターの形は銃によってさまざまであるので、
これも選ぶポイントとしてはそれなりのウェイトを占めることが多い

一番多いのが、左利きでの操作性に関するご相談だ

最近の銃(ホンモノ)は左手でも問題なく扱えるように、
可能な限り左右対称な作りになっている

昔の銃は右手での操作しか考慮されていなかったりするので、
この辺も考慮して選ぶと後々楽になる


また、拡張性も重要なポイントだ

スコープやダットサイトといわれる光学機器、
暗闇を照らし、ゲームを有利に運ぶライト、
操作を補助するグリップなど、

銃にはいろいろな追加の装備品が用意されているが、
これを装備可能にするのが、

20mmレールとか、
ピカティニーレールとか呼ばれる統一規格のレールだ

crw.jpg

さっきのエアガンカタログを見てると、首回りや背骨の辺りなどが
妙にギザギザしてる銃があると思うが、そのギザギザのことである

これがついてるかついてないかによって、
その銃の拡張性は雲泥の差になる

将来的にいろいろ着せ換えしたい方は
これがついてるものを選ぶと楽しみはさらに加速するぞ!!

あんまり個人やショップさんからの転載とかは避けたいので、
例えば上記画像の銃の拡張性については

 「M4CRW」 

とかで画像検索をかけると
着せ返えによって様変わりした姿が見れる



・・・と、えらい長くなったが、
銃については以上のようなことを
注視して選ばれることが多い。

お客様によっては、
後々の外装カスタムのバリエーションなどに重点を置く方もいる

種類が多い分選び方は人それぞれなので、
どうか選ぶ過程まで楽しんでいただきたい


ゴーグル、銃、
マガジンやバッテリーまで来たので、
次は周辺機器についてである。


ハッキリ言って一番地味なので
手短に済ませたい



つづく
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