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ササハラ流 カッコイイ装備の組み方 [装備]

 


前回までのあらすじ~


前回はサバゲに着ていくドレスや便利グッズの紹介をした

異常に長くなったので 誰も読まないのでは と思っている

それもこれもこのレイアウトが狭くて
読みやすく改行するのが困難だからである

しかもPC版しかもファイアフォックス基準なので
他のブラウザやスマホでどうなってるのか実は知らない

俺に力があれば・・・ ちくしょう・・・!


鉄砲の話をしようとも思ったが、今日は前回の補足を行うぞ!!


 


前回は装具単品の話は嫌になるほどしたが、
組み合わせの話はあまりしなかった

だから補足する

カッコイイ装備の組み方だ



今回はハッキリ言ってメチャクチャだ

私見と我流ばかりなので ササハラ流 とした

筋はまだ通ってるほうだと思うが整理はされていない


感じて欲しい







Ep5-Ex
カッコイイ装備の組み方



実用の話は前回したので今回はあんまりしない

実用性を突き詰めると「チェストリグ1丁」や「装備無し」が
『最強』だからである


ホンモノの兵隊さんだって仕事するに当たって
装備なんか可能な限り少ないほうがいいに決まってる

全部必要だからつけている



我々に必要な装備は、
ゴーグルと銃と丈夫な靴だけである

だから最低限の防具つけてゴーグルと電動ガンと
多弾マガジン1本か2本だけ持って出撃 

少なくとも室内戦や見通しのいいフィールドでは

それが『最強』である














まぁそんなことより俺の装備を見てくれ

DSC05209.jpg

去年アップデートしたばかりなんだ (なんてカッコイイんだ)


いわゆるPMCとかタクトレとかでいそうな感じだが、
これはそういうメソッドを確かに含みつつ、

だが何のコスプレでもない、
俺の、ササハラの専用サバゲ装備である


意味の無いバックパック(戦闘力低下)、
意味の無いアーマー(戦闘力低下)、
重量爆発の腰周り(戦闘力低下)、

(しかも仕事中は多弾マガジンばかり使うので
 実質フィールドのゴミや落し物拾いに
 ダンプポーチを使うくらいであり、腰の9割が無意味)



なんなのだこれは?

これは枷だろうか? ハンデだろうか? 罰ゲーム?








俺はそうは思わん


と、とにかく必要なんだ

ぜんぶひつよう!


俺が矜持を維持するために必要!

セット補正で戦闘力アップだ!本当だよ!


・・・いや実際、
モチベーションってのは本当に戦闘力に直結するので、
やっぱりそういう遊び方がいいよね!




というわけで今回は
ぼくがかんがえたカッコイイ装備の組み方を紹介するぞ

ガチコスプレについては半分違う趣味だと
俺は解釈しているので今回は可能な限り紹介しない





・シルエットが大事

実際何を参考にして組んでるのか? 

と在職中いっぱい訊かれたが、
答えると大抵 「真面目に答えてくれ」 とまず言われた


なんでってそりゃ、俺が最初に参考にしたのは

「ジェガン」とか「陸戦型ガンダム」とか

仮面ライダー「ブレイド」とか「ファイズ」とか

そんな感じだと答えたからである


だって貴方、
俺はこれからヒーローごっこするんだから、
ヒーローのイメージを落とし込まないでどうするんだと。

俺はガンダムとか仮面ライダーが好きだから
そういうキャラクター性を盛り込んでじぶんをヒーローにするんだ!

デザインが根本的に違うのにどうやって?




それはまず シルエット に落とし込むのだ

シルエットというが、
別にコナンの犯人みたいに黒ベタの状態のことではない

どっちかっていうと、大まかな外観であり、
「印象」というニュアンスに近い


赤いMSがパッと見えたら 「シャアか!?」 ってなる

その「赤いMS」というキャラクター性こそが、
ここでいう『シルエット』というやつに近い


同じようにフィールドで上の画像のような奴を見かけたら

常連さんなら 「ササハラか!?」 

俺を知らない人でも朝のミーティングに出てれば
 「主催の人間か!?」 となる 

ビデオにほんの数秒写っただけで俺とわかる

スタッフとして人の前に立つに当たり、
そういう境地を俺は目指していた



よく最初からパーツ単位で
ああでもないこうでもないという人もいるが、

この「シルエット」こそ

あらゆる視認距離における共通の情報であるから、

まずここから作っていかなければ
デザイン的には始まらないと俺は思っている

とにかくおおまかでいい



今回の場合 

俺は強そうな量産機っぽいシルエットが好きだ・・・

というところからスタートした それが俺のシルエットである



俺の場合は装備つけたときの腰のくびれ具合とか、

(特にこの辺はモビルスーツをかなり参考にした

 例えウェストが大きくても腰の装備を盛ればカッコよくなるのは
 ホンモノの兵隊さんたちが証明してるぞ!)


あとは!エリである

襟のある服を着てるときはかならずアーマーから出す。

或いは襟のあるアーマーが好きだ!


などなど、もうここまでくるとフェティッシュな世界になっていくのだ

それはまさに性癖であり、まさに趣味である

重要なのはこれらを大切に大切に、
一貫性をもって装備品に落とし込んでいくことだ




B0TqC_3CQAEE0gr.jpg

装備自体は別に際立って特徴的ではないが、
組み上げてみると結果として俺らしいスタイルとなったと思う



まぁ結果、明らかに射程外から

「ササハラいたぞ!!!」『殺せ!!!!!

との怒号が飛んでくるようになった


やったね!!!!



暴言はルールで禁止だが
ファン(?)からのコールや野次は暴言に含まないのだ






ちなみに今回主に参考にしたのは

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HALEY STRATEGIC PARTNERSや、
COSTA LUDUSといった、

有名なアメリカのタクティカルトレーニングの会社の
フェイスブックページでよく出てくる訓練写真や装備品の一例、


フィクションでは

bpre1280_R.jpg
BLACK POWDER RED EARTHという
アメリカ製の現代戦ビジュアルノベルを大いに参考にした

フィクションはやっぱり良い

ホンモノの画像を調べても、
腰もアーマーも両方つけてマガジン8本も持てて
レッグホルスターまで装備した人なんかそうそういない


俺達はホンモノと違ってそれを許されている!!

イイトコ取り!!!!




rypwithBW.jpg6a00d8341c555853ef0147e10f65ed970b-800wi.gif

一応参考までに、かつてはニュース画像に出てくる、
民間の警備屋さん(一時期PMCと呼ばれた事実上の傭兵)とかを
参考にしていた

今よりもかなり泥臭いイメージである


576794_237208683059156_691212634_n.jpg
背負ってるのは800mmレンズを装備したカメラである
俺の主任務はかつてフィールド内の写真撮影だったのだ

2010年以降の私
大まかなコンセプト自体は変わらないが
今よりだいぶゴチャゴチャしている

この『銃を持った民間人』というのは
ここ10年くらいで一般化した大ッ変便利な設定であり、

困ったらとりあえず
この辺を参考にしておけばなんとでもなる




あとはサバゲ写真を大いに参考にしてデータを集めることである

俺は今回キャラクター性を前面に押し出して
ある意味で目立つことを主眼においていたが、

実際目立つとスゴイリスクが上がるので、
軍勢の中で目立たないように作る、という選択肢も当然ある


そういう場合においても、
ホンモノよりもサバゲ装備の画像を集めるといい
「コレカッコイイ!」と思ったものを集めていくと、

そのうち共通項に気付くはずだ それが貴方の性癖である

その性癖を大切に、一貫性を持たせつつ、
自分の装備に落とし込んでいくと、そのうち必ず、


 あっ・・・これが俺だ・・・


という境地に至ることが出来るはずだ


そのときから、新たなるヒーローごっこが幕を開ける

貴方だけの装備品の完成である






あ、言い忘れてたが、

「盛り方」の参考に最高なのはホンモノよりも、
ミリタリーフィギュア

現物を買わなくても 「Hottoys Military」とかで
ググれば山のように画像が出てくる

うっかり買ったりパーツ組み換えとかやるともっと楽しい

ミリタリーフィギュアは
装備品の考証も含め大変リアルだが、
大抵ちょっとだけフィクションを混ぜてある

例えば、ホンモノさんなら邪魔だと言って
外してしまうような装備も、あえて全部盛りこんでいるのだ

つまり、現実や史実や実際の運用よりも、
「受け取り手の脳内にぼんやりとある印象」
「見栄えのよさ」に合わせて作られている

まさに魅せるための装備盛りのお手本中のお手本であり、
サバゲ装備の作り方と共通する点である

俺達は1/1アクションフィギュアだ!!!








・パーツ選び


以下は装備品に一貫性と説得力を付与する方法である

なんか実際にいそうな感じに
装備を仕立て上げるときに俺が使う方法である




筋の通った(或いは筋が通ってるっぽい)装備を作るというのは
ロジカルな作業であり、言葉の組み立てに近い

ポーチの1個1個、服の1枚1枚まで、
装備品は 「単語」 に置き換えることが出来る


筋の通った文章は説得力を生む

いかにも「リアル」な印象を相手に与えることが出来るというわけだ


「単語」の意味を一つ一つ解釈し、
組み立てて「それっぽい文章」を作る

つまり全身の装備として説得力ある形に組み立てるのだ


単語の意味とは、そのパーツを運用している国・軍隊・部隊、
職種、状況、地域、歴史、メーカー、その他のイメージによって
総合的に(俺の中で勝手に)決定される 



もちろんこれは解釈の問題なので個人差があるが、

そうやってパーツのイメージを繋ぎ、
一貫性を持たせたり、コンセプトを先鋭化させていくと

気付けば知らない人でも不思議と
「ああ、だいたいこんな役柄のイメージなんだな」と

自分の世界をそれとなく感じてもらえるようになる

これもある種のシルエットである



単語の意味の例としては、
前回紹介した中東スカーフのシュマグ(アフガンストール)には、

俺は「ワイルド」といった意味を見出している



MG_5663_1.jpg
当時はマガジンが揃ってなかったのでSCAR-Hのがそのまま入りっぱなしになっている

ジーンズには「アーバン」「プライベート」だろうか

タクティカルジャケットは「スマート」「フィールド」とかか?



IMGP4555.jpg
小さめのアーマーと整然とポーチの並んだチェストリグ、
腰周りもスマートで整理されたものを選んでおり

「職人」めいた印象を感じさせたいと思っている

メカでいえば「整備性がよさそう」な感じである


その他、戦争や兵隊にある泥臭いイメージというよりは、

ミリタリーユースのYシャツみたいなのを着たりして、
ちょっとだけフォーマルでスポーティーな印象を盛り込んでいる

全体としては、戦争というよりは、

「個人の仕事」

それもマガジンの数や武装の内容から、
かなりハードなビズを予感させる、そんなイメージである


これが俺の装備のセンテンスだ

伝わったらうれしいとおもう




以上のような装備品のイメージの形成もそうだが、
今回は運用性も結構練った方だ

つまりは要求として、

・あらゆるマガジンを使用できること

・心が折れて一部装備を下ろしても
 スタイルを保っていられること

・数年に渡り週5回とかサバゲやっても壊れないこと

・人の前に立つ主催者として
 参加者の誰よりもカッコよくてリッチに見えること

以上を念頭に置いて装備を組んだ

_DSC0355.jpg

ササハラは仕事上、
いろんな銃を使ってテストやレビューを行っていたので、
あらゆるマガジンが入らないと困ってしまうのだ


負けが込んだり、暑さにやられたりして
心が折れてもスタイルが一応維持できるように、

アーマーとチェストリグは、それぞれ合体できるモデルを選び、

_DSC0327_R.JPG

アーマーを脱いで軽量化しても
普通のチェストリグとして運用できる体制を整えた


また、このチェストリグをユニットで交換できる利点を生かし、

スナイパーライフルクラスの
太いマガジンが入るチェストリグを別途用意、

銃のチェンジにあわせて装備を組み替えることで、
スタイルを崩すことなく対応させることが可能になった


また、室内戦では装備を盛るとヒット判定が怪しくなるため、
ササハラは必要なもの以外は全て下ろすことが多い

そのため、この装備は腰周りだけで
一応全ての仕事をこなすことが出来るようになっている


_DSC0367_R.JPG
腰のマガジンポーチは大きさに合わせて拡がる作りになっており、
こちらもあらゆるマガジンが運用可能である

ハイスピードギアというメーカーのTACOというシリーズである

ポーチ1個で6,000円とかするがその価値はある

バイクで事故って腰から落ちて
下敷きにしたまま10m以上引きずって滑っても
まだ使えるほどの耐久力を有しているということがわかったので
ササハラは大変な信頼を寄せている 事故ったのは俺じゃないが。



以上装備品自慢おわり

その他個別のウンチクはネタ切れした頃に吐くかもしれない






MG_5663_1.jpg
この画像のときは
ちょうどマルイの新製品「HK417」が発売されたときであり、

店の仕事の延長として
運用テストをしていた途上だったのであるが、

HK417自体は軍用銃なので
民間ベースのこの装備には本来合わない記号であり、
気が進まない装備であった

が、俺の中で「パトロール」または「スナイパー」という意味を持つ、
バックパックを利用することによって、

HK417の持つ「スナイパーライフル」としての意味を引き出し、
増幅することによって傍目から見てカッコイイ感じに仕上げた



MG_5653_2.jpg
でかい銃にはでかいバックパック! 

陸戦型ガンダムもそう言っている

所詮はサバゲ装備、いかにそれっぽく語るか、
或いは「なんとなくそんな感じ」に落とすか、である








IMG_0348_R.jpg
そのほか、俺はたまにこういうデタラメな装備もやる

首に巻いているのはあろうことか、
中東のおじさんが巻く「ターバン」である 




8745547_1279542216_239.jpg
(※)実際の運用/ゴーグルなしだが貸切なので安全は確保されている

本来の運用からかけ離れている
見る人が見たら泣く


しかしターバンを首に巻こうと思い立ったそのとき、

俺の中では
内なる仮面ライダー要素とニンジャ要素が激しく暴れており、

装備を一新した開放感と相まって化学反応を起こし、
こういう装備となって爆発した


誰かがこれを改二マフラーと言ったが
後から なるほど と思った(ササハラは 某これ は未プレイだ)

セーフティで見る人に凄みを与えるほか、
走るとなびくのでなかなか人気者になれた(相手チームからも)

仕事的には実は結構成功した装備である


埼玉名物サバゲキッズからは格別に評判がよく、
写真とかをせがまれることも多いので、
こういうとき俺は一瞬でもヒーローになれたのだと思う


それだけで、この装備は本懐を遂げたといえるだろう






・とにかくまずゴール地点を考える


とまぁ、いろいろゴチャゴチャと紹介したが、一番必要なのは

おおまかでもいいので、
まず完成図、ゴール地点を決めることである

それがないと始まらない


シルエットやコンセプト(装備のキャラクター性)を決め、
出てきた要求に合わせてパーツを選んで

「あとは買うだけ」ってくらいの感じまで持っていければ
いろいろ楽チンである



最初はとにかくカッコイイとかで選ぶといいが、

最初からパーツありきでやると

ホント無駄なもの買ったり
大変な思いをすることになる場合が多い


スムーズにやる場合こそ、
まずは着地点、ゴール地点、そして落とし所だ

どういう格好がしたいのか・・・


モデルにするべきデータ・・・
その原初は、おそらく既に貴方の脳内にある

俺の場合はガンダムや仮面ライダーだった


脳内の憧憬とリンクする要素を、
見聞きにしたサバゲ装備やサバゲ画像、
資料のために掻き集めたホンモノの画像、

フィクションその他から拾い集め、
一貫性を持って装備として具現化する


いろんなものが必要になるが、
そうして組み上げた装備はまさに

本当の私 デビュー!といった有様である

人から何を言われようとこれは自己満足の世界であり、
公序良俗に沿う限り思い思いにやるのが一番だ


趣味の世界でくらい、自己愛に浸っても良いと俺は思う

大いに推奨する 大いに応援する


そして他者へのラブとリスペクトとラブと共に、
どうか、良いサバゲライフを。





以上、補足終わり

次回以降は鉄砲の話を書く



END
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