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サバイバルゲームルールブック序章 - 『自己申告制』を語る [サバゲ未経験・初心者向け]

 

~これまでのあらすじ~

目次をみてね!!!!!



今回からは
サバイバルゲームがどのような取り決めによって進むのか、
ルールブックめいた調子で紹介するつもりが、

「ヒット」・・・つまり 『死亡の自己申告』 の重要性を語るだけで
1話埋まりそうなので今回はその話だけする

それくらい重要なのだ


「なんでこのルールあるんだ?」
みたいな話もここでしてしまおうかと思う

が、全国的に基本的なルールは同じであるが、
主催者やフィールドにより、多少の誤差が生じている可能性がある


そしてこれを書いた人間もまた、
これを書いた人間が主催したゲームをベーシックに語るので、
同様にある程度の偏りがある可能性はある

というより、後半の内容には特に偏りがある

逃げるようだが、ここはあくまで個人のブログである
どうか話半分で閲覧していただきたい


 


Ep8
サバイバルゲームルールブック
~今回は自己申告制を語るだけ~

最初にこの遊びの根幹を語ろう




・ヒット判定は自己申告制

サバイバルゲームの根幹を成すルールとは、
死亡の自己申告制である

自分の体、装備、銃、
全ての部位に弾がヒットしたのを確認した段階で、

それが相手の弾であろうが味方の弾であろうが、
自ら「ヒット」のコールをする

つまり 「私は死にました」 と自主的にコールして退場をする


最も基本的で、最も難しいルールである

ちなみにここには審判はいない

自分の他に判定する権利を持った人間も
(強いてあげれば運営スタッフ以外には) いない

無論ズルなんていくらでもできるが、
ズルした瞬間に全てのシステムが否定されることになる

なんとも脆弱! この遊びのつらいところ!

そういうルールが基本としてシステムの根幹を成しているのが
サバイバルゲームという遊びであり、
それがスポーツとして成り立たない所以である

しかし、判定用のペイントボールを使わないからこそ、
我々はいくらでも装備を着飾ることが出来るし、

逆に勝ち負けが結果として絶対的な要素でないからこそ、
(ルールの範囲内では)俺たちは自由だ!


故に、別に戦力にならなくたって
その場で知り合った同好の人とずっと喋っててもいいし、

なんの戦力的アドバンテージもない装備品に凝りまくって
見せびらかすでもいいし

突き詰めると心が荒む(体験談)のでそんなにオススメしないが、
本気で勝ちを狙いに行ったり人間狩りをやるのもいい

ルールの守られた力比べは最高に楽しい


ここはお城の舞踏会であり、しかもドレスコードはない
着飾るも自由、踊るも自由、趣味の社交界!

ただし撃たれたらキッチリ死んでくれ!!

というのがこの遊びである

(余談だが、ヒットコールは降参の意味も示すので、
 心が折れたらヒットコールして逃げることも考えよう)




ちなみに被弾を確認しながらも意図的に退場しない人間は、
あまり好きな表現ではないが、一般にゾンビと呼ばれる

第三者視点で見て、明らかに当たった弾が体からこぼれながら、
それでもなお戦い続けている場合にのみ、その存在は確認できる

もし見てしまったら、直接言わずに運営スタッフに報告しよう

対応してくれるかもしれない


また、よく見落とされるが、
ヒット判定とは他者によって判定されるものではない

あくまで自己申告であり、
自己申告がゲームの根幹を成しているからこそ、

「我々は相手の申告を信じなければならない

というルールも論理的に発生しているわけだ

つまりすぐ人を疑うのもルール違反である


故に、撃った側が
「アイツゾンビだよ!!」とか叫んでいた場合、

俺の場合は上記の違反の疑いに加え、
「禁止要項:暴言」の違反により、
基本的にゾンビと同様の扱いをしていた

こういう暴言は
最後まで相手の良心を信じるべきこの世界において、
多大な疑心暗鬼と各々のモチベーションの低下を生むので、
重いルール違反として扱われるべきだと今でも思っている


どんな人が相手にせよ、覚えておいてほしいのは、
『ヒットを言わせて初めて勝ちである』ということだ

6mmBB弾を当てることのなんと難しいことか
本当に当たってない場合なんていくらでもあるのだ

気付きづらい装備の人ですら気付くように
キッチリ数発撃ち込むのも良心と言うものだ

「情けをかけて1発しか撃たなかったのに
 気付いてもらえなかった!」

そんな話いくらでもある
それは良心かも知れないが有効な良心ではない

相打ちや、「相打ちに持ち込まれる」こともいくらでもある
半面本当に弾を当てられてないこともある

だからこそ相手の申告を信じなければならない

自分の射撃は最後まで疑うこと、そして
是非腕を磨いて一方的にやっつけてほしいものだ

相手が自身への着弾を観測し、コールをして初めてヒットだ

(だからこそヒットコールは
 大きく行わねば余計に撃たれるし誤解を招く)


その上で、明らかに弾を浴びながらなお戦闘意思を捨てず、
ゲームバランスを損なわせるような
強大な存在が第三者によって観測されたときは、

気が利く方が俺やボスにこっそりと調査を頼んでくれたものだ

基本的には通報対象の味方として張り付いて、
事実を確認した瞬間捕まえて退場させたものである

(実際、そんなに頻度のあることではなかったし冤罪も多かった)


まぁ話が逸れた、ヒット判定とはそういうものであるから、
ポイントとしては、

相手の良心を最後まで信じること

相手の申告を確認するまでキッチリ当てること

そしてまぁルール上当然のこととはいえ、
フィールドに残って戦い続けたい気持ちを抑えて
キッチリヒットを言ってくれる良き遊び相手に、敬意を持つこと

以上のようなことが
ゲーマーに求められるスピリットというわけである

よく勘違いされるが、
相手ゲーマーは「敵」ではない 同好の遊び相手である


そしてこの曖昧な判定の世界で、
「いつ自分がゾンビになるかわからない」

ということも忘れてはならない 

そう考えたら自分にも厳しくなるし、
他者を悪く言う気もそうそう起きないだろう

サバゲにおいて必要なことは、
理不尽に直面しても、いかに平静と「和」を保つかである

忘れてはならない・・・







-独善記事:跳弾ヒットについて語る-


・・サバゲのヒット申告にはもう一つ面倒なことがある

それは多くのフィールドにおいて設定されている、
『跳弾ヒット』のルールだ

全身はもちろん、装備品、銃に当たった全ての直撃弾のほか、
跳ね返った弾まで原則ヒット判定として設定されているのだ


跳ね返った弾?

ということは運動エネルギーを持った弾は全てヒットだろうか?

2バウンドは死亡? 3バウンドは? 4バウンドは?

転がってきた弾も死亡?


以上のようなことは度々訊かれたことがあるが、

上記のようなことを言い出すと
フィールドに転がってるBB弾を踏むだけで死ぬことになる


というわけで、これから、
あまりヒット判定の参考にしてほしくないをする

軽く流してほしい


跳弾ヒットとは、

『死角から直接撃たれた際に
 確実にヒットを言うためのルール』である

少なくともササハラは運営上そう解釈していた

曰く、『ここ跳弾OKでしょ?』といいながら
直撃弾を受けている方が実在したのでルールになった

例え跳弾がルール上セーフであっても、
その方は直撃弾で死ななかったので残念ながらルール違反だ

跳弾ヒットは上記のようなゾンビを作らないためのルールであり、
いたずらにゾンビを作り出すルールではない


特に室内戦ではヒット判定が非常にシビアなので、
みんな不安を抱えながらゲームをしている

そんな中で完全に力を失った弾で無駄死にし続けるのはつまらない
とササハラは運営ながら思っていた


故に、俺が運営のときに先ほどのような質問を受けたときは
上記の話を軽くした上で、
『貴方の良心と感覚を信じます』 と付け加えた

(実際のところどうかは明言していないし、これからもしない)


しかし、実体験だが、
森林フィールドの何も無いエリアでパタッと受けた微妙な弾が

木の上から落ちてきた水滴だったときもあれば、
本当に長距離から1撃で狙撃されていたときもあった

跳弾は少なくともヒットなので、どちらの場合でも
俺は(主にビックリして反射的に)ヒットコールをしたが、

後者でヒットコールをしなかったら、
俺はゾンビになっていたということになる


そういうことであり、
跳弾ヒットはこのためのルールである

そして上記のような事例があるが故にあえてこの話をした


ちなみにだが、グレネードランチャーや手榴弾といった、
跳弾ありきの攻撃を受けた場合はどうだろうか?

もちろん直撃するのは稀だ

しかし貴方は爆発物を受け、
パラパラと足元に弾が散らばり、どれかは当たったかもしれない

・・・どうする?


・・・まぁあとは皆さんの良心とノリに任せるといわざるを得ない


ちなみに俺は運営の立場でその現場を見ても何もいえない
(ヒットが基本自己申告制であるであるため)

しかしながら、どれかが足元に当たったのを俺が目撃した上で
「今の跳弾ヒットですかね?」と訊かれてしまった場合、

「ルール上、ヒットである」という立場をとらざるを得ない



少なくともルールに
「跳弾はヒットである」と書いてある場合、
原則としては守らなければならない!

ルールブックに書いてあることがルールだ

各運営に従い、
面倒だがみんなも跳弾ではヒットを言ってくれ! いいね?


あとはなんだ

『皆さんの良心と感覚を信じます』



ケッタイな遊びだぜまったく!!



-ルールブック本編へ続く-
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