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ガンパーツ実戦データ報告 ルーズバレルとか試してみた [カスタム等]

 

~前回までのあらすじ~
ここ数日のカスタムの流れはこの記事のためにあった


とりあえず今日は、
俺が次世代電動ガン HK417に組み込んで運用中の、

・ファイアフライ製インナーバレル 「かっぱバレル」
・同社製ホップアップパッキン 「電気くらげ」
・同社製ホップアップクッションゴム 「電気なまず」


以上の3点のほか、現在性能チェック中の、
新鋭BB弾『GALLOP(ギャロップ)』について途中報告をする


 


3つのパーツを全部一度に、そして既に組みつけてあるので
個別の効果の話はあまり出来ない

また、この記事は3点を組み付けた次世代電動ガンの話であり、
それ以外における個別のカスタム結果については、
その信頼性を100%保証するものではない

3点を組み付けて、しばらく撃ってみて
その結果をただ報告するだけの記事である

ササハラはマルイ純正至上主義寄りの思想を持っており、
見知らぬカスタムやパーツについては
まずオカルトめいた懐疑的な切り口から
品定めを始めてしまうクセがある

だからこそ、ある程度信頼の置ける記事が書けるとは思うが、
あくまで合言葉は カスタムは自己責任 である

どうなってもしらないぞ!




・今回組み付けたパーツについて


今日紹介するのは、ホップアップ性能を高める、
或いはホップアップを活かすことで、精度と、
さらに飛距離を高めることを企図したパーツである

・・・と公称されている


各部の概要、要点については
チャンバーカスタムについて を参照のこと



・ファイアフライ製インナーバレル 「かっぱバレル」

この「かっぱバレル」
一般に『ルーズバレル』といわれる特殊なバレルであり、
通常のバレルでは内径が
6.05mm(弾の径は5.95mmくらい)くらいのところ、

6.15mmという非常に内径の大きなバレルとなっている

ルーズバレルによって期待される効果は
前回紹介したとおりであり、

ホップの性能を最大限に引き出すものであるとされる


「かっぱバレル」の場合、上記の効果に加え、
インナーバレルの根元である、弾を直接保持する部位に、
POM製のインサートが入っているのが他にはない特徴で、

弾の保持をよりタイトにすることで、
ホップの掛け始めの結果のバラつきを抑えているようだ


HK417のインナーバレル長は元々300mmだが、
今回はあんまり初速は落としたくないなぁ 
という迷いがあり364mmに延長した

パーツ説明によればバレル長に対して
シリンダー容量は多めのセッティングにするといいとあるので、
本当は短くしたほうが良かったのかもしれないが、もう遅い

これは実際迷いであり、意味の無い行為、
或いは期待した性能を得られない可能性を生む行為もある

しかしここが冒険なのだ・・・・・・・・・


ちなみにインナーバレルだけで1本1万円くらいと、
通常のインナーバレルの3倍もするが、

お客さんがお買い上げの度に
「是非実戦データを教えてほしい」と聞いて回った結果、
評判はどれも概ね上々であったので、

俺は退職前の最後の戦いを前に実装に踏み切ったのだった



豆知識:
「かっぱバレル」のパッケージは
自前で印刷されたと思われるものでかなり怪しげであるが、

描かれている小さなカッパの絵は、
メーカーの社長さんの娘さんによるものであるらしい
(確認はしていない 社長さんにお会いしたときに詳細をお伺いするべきであった)

実はバレルの長さによって描かれたカッパの表情が違う






・ファイアフライ製ホップアップパッキン 「電気くらげ」

今回使用する「電気くらげ 甘口」は、
0.25g以下のBB弾に適合したホップアップパッキンで、

巷ではVパッキンと呼ばれているタイプだ
ちなみに「辛口」は0.25gよりも重い弾用とされている

このパーツは単品でも効果が出やすいので、
純正をしばらく使って慣れた頃にとりあえずカスタム、
といった場合にオススメしやすいパーツである

ホップの回転が安定し、
有効射程が延長されるようなイメージである

値段は1,500円ほどだったと思う




・ファイアフライ製ホップアップクッションゴム 「電気なまず」

ホップアップパッキンがBB弾と接触する、
その度合いを調整する押しゴム 『クッションゴム』 である

前回の記事でも紹介したが、
こいつは巷で言う『面ホップ』であり、
通常より広く、そして平たい面でBB弾をホールドすることで、
結果のバラつきを抑えるパーツだ

今回は0.25gを使用することを念頭に、「中辛」を選んだ

「かっぱバレル」は
「電気くらげ」・「電気なまず」を併用したほうが
性能を発揮できるとあるので全て盛り込んだ

こいつ単品のお値段は1,200円ほど。





・つけて撃ってみた感想

数値的な話はほとんどないので「感想」

メモを取っていたとはいえ頑張って思い出しながら書くため、
悲しいことに情報精度は通販番組のお客様の声レベルである

また、ササハラは絶望的に不器用ゆえ、
組み立てが不安だったので、
在職中のうちにベテランスタッフの大先生にお願いした

何度もトライして完成に寄せていくだけの時間が無かったのだ
本当に申し訳ないと思う

一応そのときは初速が82m/secほどだった 0.2gでだ 
最初は91m/sec出ていたが想定よりずいぶん落ちた

こいつを0.25gで撃ったらどうなってしまうのか?


当日撃ったところ答えは71m/secほどだった

70m/secってお前 飛ぶのか


疑念と絶望が俺を襲う






・実戦投入

この日の弾はマルイバイオ0.25g
フィールドは開けた市街戦フィールド 微風。

調整はシビアだった
ダイヤル操作数mmで飛び方が大きく変わる

とりあえずまっすぐ飛ぶように調整したところ、

これまでは銃を水平にした状態では
40mくらいが有効射程だったが、
今回のパーツの換装によって若干広がっており、

水平撃ちの際、最大約45m先のヒトの上半身に対して
数発撃ち込めば何発かは命中が期待できる程度には、
安定した命中を見せていたことがあとでわかった

(大まかな距離の測定方法は近いうち紹介する)

これは実際通常の電動ガンからすると
フツーに高い性能といえるが、飛距離だけ見ると、

「もしかしたら元々そうだったかも知れない・・」
と思わせる程度の変化だ

この日撃った弾は8ゲームほどで2000発に満たない

慣らしすらも不十分な状態なのでこんなものだろうか?
という気持ちだったが、飛び方自体は明らかな変化を見せていた

これまでの417はキレのある真っ直ぐな軌道を見せていたが、
パーツの組みつけによって銃の特性が変化して
軌道が若干反り気味になっており、慣れるまで時間がかかった

初速が落ちた分、風の影響も受けやすくなり、
スコープによる着弾補正は以前よりもシビアに行う必要があるし
ブッシュに対する貫通能力が減少している可能性も
視野に入れる必要がある

まぁ在職中ラストの戦果としては上々だったので、
有終の美を飾るにふさわしい性能は出ていたようだ




この時点で、俺はこいつの真の性能にまだ気付いていない






・実戦投入 2回目

今回は森林フィールドでのゲームとなる
元々風の影響を受けにくい環境であり、テストには最適だ

この日から新鋭BB弾『GALLOP(ギャロップ)』の運用を開始

重さは前回と変わらず0.25gだが、

弾の種類を変えた以上、
前回と前提を変えているので、経過観察という点では
レビューの精度はさらに怪しくなってしまった

使ってみたところ今のところ問題ないというか、
マルイと遜色ないか、或いはそれ以上じゃないか?
という良い結果を出していたので、悲しみを拭い去り構わず進む

初速はあまり変わらず、
0.25gの弱めのホップで72m/sec±1m/sec程度だった


ホップの性能が未だ不明な点が多かったので、
シューティングレンジにて、
グリグリ適当にホップダイヤルを回しながら撃ってるうちに、
俺はあることに気付いた

通常なら回さないほど
強いホップをかけて4,5発 発射したところ、

BB弾は当然ながら倍率4倍に設定したスコープの視界外に消える

まぁそうなるよな と思いスコープから目を離したところ、
一瞬間をおいて2発の着弾音

「エッ エッ・・」 と俺は当然シューティングレンジの奥を2度見。

まさかと思って最遠距離55mのマンターゲットを狙い、
数発撃ち込んでいくと、発射後、体感で2秒以上間を置いて、
命中音が散発的に聞こえる・・・・・・


マジか・・・ 55m・・・

カスタムを結構やる人ならこれくらい普通なのかもしれないが

射程55m級の銃を所有したのは
初めてだったので驚きを隠せないまま撃ちまくっていた

こういう飛ばし方をするものなのか


感覚としては弱ホップでは
cf62c0b0.jpg
こんな感じの攻撃範囲だが (画像は移動先選択画面だが)


ホップを強くすると
6e7b4f00.jpg
こんな感じになる

近くが狙えない。

ホップアップしすぎて、効果範囲よりも近距離を狙うこと、
特に35mから50mの間をを狙うことが困難になるのだ

使用する弾を0.28gとかにしたら
弾道はもうちょっとフラットになるかもしれないが、
これ以上初速を落とすと実用的にどうなのかとも思う

現状ですら正面切っての撃ち合いでは
相手によってはたまに避けられるのだ・・・・


しかもこの飛び方を実戦投入しようとすると、
相手の頭の上から弾を降らせることになり、
どっちかっていうと砲兵や特科のような戦い方になりそうな気がする

最大射程でも一応狙って当てられる精度ではあるが、
ほとんどパワーを失った弾で撃たれた相手が
どう思うか考えるとちょっと ウーン! という気持ちもある

お互いを射程に入れて戦いを挑むスタイルが好きな俺としては
上記の理由もあってあまり好みの性能ではないが、
通常時には弱ホップでフラット弾道で使用し、

膠着を打開したいときなど、必要なときだけ強ホップにして
最大射程で後方にとどまる相手チームに対し一方的制圧を行う・・

というような選択肢を持っておくのも悪くないかもしれない

ヘタに撃つとあまり浮き上がりすぎて
セーフティのネットを越えてしまう可能性もあるので、

強ホップ状態を、限定された状況でのみ機能する、
「リミッターカット状態」と位置づけることにした

ゲーム中の調整は非常にめんどくさいが。


とにかく、今回のカスタムによって、運用性はともかく、
銃の単純な「スペック」としてはノーマルの銃から
一線を画す性能となったことが確認された

そしてもう一つ、このセッティングで安定した精度を出した、
『GALLOP(ギャロップ)』BB弾は、
噂に違わぬ優れた性能を持っていることが確認された

半端に使ったので今後は状態変化への耐性を経過観察しよう


この銃と弾については引き続き運用テストを続けていきたいと思う

ルーズバレルというのは完全にオカルトだと思ってたが、
その効果はクセこそあれど、確かに大きなものであった

世の中には面白いパーツもあるものだ



END
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コメント 1

NO NAME

内径大きいインナーバレルの時は、スプリングレート上げないと初速落ちますよなので好みの初速に調整ですね
自分もスカーL CQBを05の面ホップカスタムで使ってます。
BB弾は0.25~0.28gで使用は0.25gで0.9~0.92ぐらいに調整してあると思います。
by NO NAME (2015-07-21 23:36) 

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