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サバゲ初心者向け サイレンサーの効果とは? [サバゲ未経験・初心者向け]

 

~これまでのあらすじ~
目次を見てくれ!!


君たちサイレンサー(=サプレッサー/消音器)好きかね?

エアガンにサイレンサーを付けると どうなるのか、
お兄さんが話をしようというのだ~


 


まぁ、銃の場合は
「サプレッサー」って呼ぶ場合が多いみたいだな

銃につけるサプレッサーというと2種類があるが、

この記事で挙げるサプレッサーは、
銃声を抑制するサウンドサプレッサーの方だ


(もう片方は「フラッシュサプレッサー」で、
 「フラッシュハイダー」とか「消炎制退器」とも呼ばれるものだ

 銃口から出る炎のフラッシュを制御するためのものである)


俺は「サイレント」っていう単語との
ダイレクトな繋がりとわかりやすさが説明する上で好きなので、
サイレンサーと呼ぶことが多いかな

まぁ伝わればいい なんとでも呼べばいいと思う





-サイレンサーの効果とは?-

サイレンサーといえばアレだ

よく映画とかコナン君とかで銃口の先にキュッとつけて
銃声を消したりするようなやつだ


_DSC0394.jpg
拳銃に付けると外見的にはこんな感じになる

あんさつ拳銃とか
とくしゅぶたいけんじゅう みたいなやつだ

実銃につけても プシュプシュ みたいな銃声にはならないようだ

ドカーンって音が パッチーン みたいな地味めな破裂音に変わるだけで
 これじゃ聞こえちゃうだろ って思うような音がする

一部の音速を超えないような弾ではホントに静かになるらしいが、
実際に聞いたことはない


じゃあどんなことに役立つんだ?となるが、
実銃におけるサイレンサーの主な効果とは、

「銃声の中でも指向性の強い「高音域」を減退させ、
 発射位置の特定リスクを軽減、
 或いは銃声以外の音と誤認させる」

というようなものである


これはエアガンでも同じだ

サイレンサーは音の指向性を抑制する。

エアガンの場合は
エアの破裂音に対して効果が適用される

そして見た目をカッコよくできる


効果のほどは結構地味なので、
撃ってる本人は、せっかくサイレンサーつけたのに

「これあんまり銃声変わってないのでは・・・」

とか思うこともある

マジで効果のない銃もあるが、
銃によっては離れるとその発射位置の特定は困難になる
ホントだよ


また、消せない音は当然銃の作動音

これが大きい銃はサイレンサーをつけても
あんま意味がないということになる


まぁ銃ごとにいろいろあるので、
各エアガンごとのサイレンサーの効果のほどを紹介しよう





・電動ガン

電動ガンにはモーター、ギア、ピストンの打撃音など、
多くの作動音がある

よって、動作音の小さいモデルは効果が高く、
作動音の大きいモデルにはほとんど意味がないということになる

スタンダード電動ガンにつけた場合は
どの機種においてもそこそこの効果を発揮するが、

メカボックスの位置の関係やボディの構造上、
動作音が特に小さいとされるモデルは主に、
ステアーAUGシリーズや、P90シリーズ、
M14シリーズなどのほか、
強烈なモデルではコンパクトマシンガンシリーズ
電動ハンドガンシリーズなどだ

これらにサイレンサーを付けると
結構な嫌がらせをすることが出来るようになる


効果の低い銃はダントツで次世代電動ガンだ

次世代電動ガンは
反動ユニットが作動するたびにとても大きな音を発するので
サイレンサーの効果が全然活きないということになる





・ガスブローバックガン

これも作動音が大きすぎ、
期待されうる効果は見た目の他は全く発揮できないと言っていい

特にハンドガンにつけた場合は、
サイレンサー自体の重みで銃口が若干下を向いてしまい、
さらにはアウターバレルがスライド前部と干渉し、
動作不良を起こす場合がある

見た目最優先として取り扱いをしよう





・固定ガスガン

ブローバックガンのように大きなパーツが作動しないので、
非常に効果が高い

実用レベルの固定ガスガンや、
サイレンサー装着用のパーツのラインナップが
十分に出ているモデルが少ないので、

消音と実用目的で選んだ場合は銃のモデルが自然と限られる

よく話題に上る、代表的な実用レベルのモデルは、
スライド固定式ガスハンドガンのマルイ製「SOCOM Mk.23」である

こいつには最初からサイレンサーが付属しており、
特に室内戦では恐怖を呼ぶ一丁である





・エアコッキングガン(ライフル・ハンドガン含む)

手動装填式のエアコッキングガンには、
ほとんどピストンの打撃音しか作動音がなく、
サイレンサーの効果が最大限に発揮されるモデルが多い

ピストンの打撃音を抑えるための、
エアブレーキが搭載されたボルトアクションライフルなどは
消音という一点においては最も優れたものであり、
数mの距離でも射撃に気づかないレベルになるものもある





・効果の大きいサイレンサーとは?

基本的に、サイレンサーのサイズが
太ければ太いほど、長ければ長いほど、消音効果は高い

もう一つはサイレンサーのチューブ内の消音材の材質だ
エアガン用のサイレンサーは基本的にスポンジが入っている

一部の高価なサイレンサーには
いろんな消音材が複合的に重ねられており、
確かに高いだけあって非常に効果が高い

サイレンサーの効果を高めると、
エアの破裂音の高音域が消えていき、

「音のオクターブが下がっていく」。

イメージとしては、パンパンパンと聞こえていた破裂音が、
トントントン・・という感じに変わり、最も効果が高い組み合わせでは
ボッボッボッ・・・みたいなくぐもった音しか聞こえなくなるような感じだ

まぁ、あまりでかいものを選んでも
銃の操作性はどんどん失われていくので、
組み合わせの選択はじっくり考えて行おう




・その他注意点

サイレンサーの装着は大抵ネジ式だ

実銃準拠の銃身の先に切られたフラッシュハイダー、
またはサイレンサーを取り付けるためのネジの規格は
14mmの「正ネジ」だが、

東京マルイ製に準じたエアガンの場合は14mmの「逆ネジ」
サイレンサーを選ぶときはまずこの点に注意しよう

SOCOM MK.23など、
一部の銃は14mmの規格ではないことがある

そういう場合はアダプターを噛ませて
14mmにするとかしないといけない

そのほか、フラッシュハイダーに噛ませるような、
ワンタッチ脱着式のサイレンサーもあるが、
その場合もフラッシュハイダーのネジ規格をよく見よう


その他、ワンタッチで付け外しができるようなサイレンサーには
あまり関係ない話だが、結構よくあるんで一応話しておこう

エアガン用のパーツにはアルミとかダイカストとか、
柔らかい金属が使われている

故に、ネジをキツく締めすぎると、
金属と金属が噛み付いてサイレンサーが
全く外れなくなる場合がある

この場合はキズや破損覚悟で工具を持ち出すとか
そういう話になるレベルなので、
ガタつかないくらいに、そして締めすぎないくらいに装着しよう


また、サイレンサーはたまに、
サイレンサーのチューブ内の消音材や
出口に弾が当たって、うまく弾が出ないことが起こる

これは中の消音材がなんらかの原因により
ゴワついたり、めくれたりしたためであることが多く、
そのまま無理に発射し続けると大変なことになる

サイレンサーをただちに外して中の弾を全て排出し、
サイレンサーの中を覗いてみよう

中の消音材に異常が発生していた場合、
改善できる限り改善し、
どうしてもダメなら消音材を諦めるしかないときもある


出口に弾が当たるのは中心軸がズレているか、
上記のように消音材が痛んでいた場合か、
極稀だが出口自体がタイトすぎる可能性がある

消音材の異常の場合もそうだが、
こうなると弾道が著しく捻じ曲げられたり、
粉砕されたBB弾を発射するだけの機械に変わるので、

つけなおしたりして中心軸を改善するか、
最悪外すしかないときもある

サイレンサーは最近異常に安い中華製のものも増えたが、
上記のトラブルのリスクを軽減するためにも、
できれば国内のメーカーのものを使おう



以上だろうか

サイレンサーはロマン装備とされることもあるようだが、
時として恐ろしい効果を発揮する

意味あるの? と訊かれれば、
「機種と場合によるが、十分期待できる」と、

俺は自信を持って答えられる

検討中の方は是非参考にしてほしい



END
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