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サバゲ初心者向け 光学照準機器について 中編:スコープの基本的情報と選び方 [サバゲ未経験・初心者向け]

 

前回までのあらすじ~
ダットサイトの基本的情報と選び方について紹介した


今日はスコープについて書こう
スコープは楽しい スコープはスナイパーだ!

いろいろ選び方や判断基準があるので、
今回もそういう話をしていくぞ


 



・スコープ

_DSC0006.jpg
画像:スコープ付きライフルの一例

まぁ映画とかでもよく出てくる有名なやつで、
倍率付きの望遠鏡に狙うための十字がついたようなやつ

正式にはテレスコピックサイトとか言うらしい 初めて知った


DSC05192.jpg

遠くの像を拡大して見られるので細かい狙いを付けられるほか、
自分が発射したBB弾の弾筋をある程度観測することが出来る

(20mとかでも着弾までハッキリ観測できることは稀なので
 そういうところにはあんまり期待しないほうがいい)

映画のように1発で相手を仕留める、
ワンショットワンキルみたいなこともやりやすくはなるが、

エアガンの場合は
弾筋のランダム性が実銃に比べて大きいと思われるので、
特に最初のほうは、どちらかというと

『弾着修正を容易にするためのもの』

と認識するといい

自分の撃った弾筋を見て、
届いてなければ移動するか狙う対象を変えるし、
変な方向に流れてれば修正する

その作業がやりやすくなる分、
使う弾数は慣れれば慣れるほどに圧倒的に減っていく

索敵にももちろん使えるが、
倍率が高くなればなるほど当然視野は狭くなるので、
スコープばっかり覗いてると一瞬でやられることになる


欠点は上記の通り、
倍率の付与によって視野が狭くなる点と、

しっかり覗かないと運用できず、
構えて狙うスピードはダットサイトに劣る点

そして銃の重量が少なくとも1kg程度増大する点
4kgの銃でも25%も重くなるので、なかなかの負担となる

総合的には
20m以内の比較的近距離への対応力が激減するので、
最初からついているサイトやダットと比べると、
運用傾向が完全に変わるということには留意しておこう



選び方としては、まず倍率、
そしてスコープ自体の大きさを見よう

倍率はとても大事だ
エアガンにおける射程はせいぜい50mと、
本来のスコープの運用からするとメチャメチャ短いので、
オススメの倍率は4倍まで

それ以降はデメリットのほうが大きくなる場合が多い

多くのスコープは可変倍率を持っており、ズームができる

1.2倍、1.5倍程度の低倍率がついているスコープは
近距離における対応力もスコープの中では
非常に高いのでオススメだ


スコープのボディの大きさは
重量と銃全体の見た目に直結するほか、視界の明るさに影響する

スコープのチューブの径により
スコープマウントの規格が変わるほか、
径が大きいほうが当然視界は明るい

スコープチューブの径はエアガン用の安価なもので
約25mm(1インチ)、ちょっと高価なもので30mm規格となる

(一部実銃用では34mmというものもある)

この辺りの規格表示も見逃せない


レティクルの形にもいろんな種類がある
十字やスコープ視野内に刻まれた点や物差しは、
本当は距離や物体の大きさを計ったり、
弾着を修正するのに使うが、

サバゲで役立てるには勉強と瞬時の計算が必要なので、
好みで選んで問題はない

(使えるとスコープだけで大まかな距離の計測ができるようになる)


スコープの十字が見えなくなる夜間や暗所に適合した、
スコープの十字(レティクル)が光るタイプもある

「イルミネーションレティクル」と書いてあったらそれだ

いざ夜間戦で使うとダットサイトと同じで、
たまに正面から光ってるのがバレたりするので注意が必要だ



また、目に接する、
或いは目に一番近いレンズ(接眼レンズ)から
瞳までの距離のことを『アイリリーフ(=アイレリーフ)』というが、

スコープは銃に付けて使うものなので、
望遠鏡や顕微鏡などと比べ、アイリリーフが長く設定されている

多くのスコープの場合、
その距離はだいたい10cm前後であり、

スコープの円が欠けることなく全てクッキリ見える距離が、
アイリリーフ距離、或いはその範囲である

アイリリーフの範囲は安いものだと狭く、
リッチなものだと結構適当に構えてもしっかり見える

中華のコピー品とかだと、
時折この距離が異常に近いものがあるが、
こういったものを使った場合、ゴーグルとぶつかって
まともに狙えないことがあるので注意が必要だ

また、このアイリリーフが非常に長く、そして小型軽量な、
ハンドガン用のピストルスコープというものも一部では存在する



その他、ショップ等で直接覗けた場合に選ぶポイントは、
視界のゆがみや明るさなどである

最初は安いものでもダットサイトほど気にならないと思うが、
高いものだと結構驚くほど変化がある 

変に視界に色がついてるものもある

まぁ、スコープは本来数百m先を狙うものであり、
エアガンの場合はそこまでシビアな精度は求められないこともあり、

そして安いものでも倍率はちゃんとあるので、
なんかしらアレな要素があっても、
「倍率付きの照準」としては、
最初は結構満足できる場合が多いだろう

よって致命的な欠陥が認められなければ、
とりあえず安価なものから始めるのもアリだ


ダットサイトでもそうだが、安い中でもそれなりのものを、
となった場合は、国内のメーカーが絡んだ商品を選ぶのがいい

「ノーベルアームズ」という会社から出ている光学製品ならば、
とりあえず安心して使うことができるだろう



以上、思いつく範囲ではこの辺りか

スコープの基本的概要と、選び方の説明を終わる

次回はその他の光学照準器についてと、
ダットやスコープの調整法、使用法を話したいと思う



後編へつづく
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