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サバゲ初心者向け 森林フィールドにおける索敵法 [サバゲテクニック]

 

~これまでのあらすじ~
目次を見てくれ!!


昨日はどうも煮え切らない記事を書いたので、
今日はマジメにやるぞ マジメに

みんな森林フィールド苦手だからな

俺もなんかの教本とかで学んだわけではなく、

記事の内容は例によって経験論でしかないが、
参考になる部分だけ摘み取って活用してもらえたら嬉しい


 

最近は実際の戦闘行為が主に中東で行われている影響もあって
市街戦のような開けたフィールドが主流になっているため、

森林戦はむしろ特殊環境として扱われることが多い

苦手とするゲーマーさんも多いので、
生存率向上のためのお役立ち情報をお伝えしよう


まぁ、例によって順を追って話すんで
また長くなるかもしれないが諦めてほしい

無職はヒマなのだ



・森林フィールドにおける索敵法

_DSC0344_R.JPG

森林フィールドは市街戦フィールドや室内戦フィールドと比べると、
遮蔽物にできる頑丈な障害物が限られる傾向にあるため、

どちらかというと、周囲の環境を味方につけることによる、
「見つからない」、「攻撃されない」立ち回りが求められる


重要なのは相手を先に見つけること

先手を取られて運よくやられなかった場合でも、
すばやくその射撃地点を特定することだ



というわけで、森林戦に慣れない方が、
まず最初にぶつかる壁が 「索敵」 

つまり相手の発見である

相手も同じような方法を使ってこちらを探してくるので、
これを覚えることは、自分のステルススキルの向上にも繋がる

生存率にも直結するというわけだ



まずフィールド特性と基本的な立ち回りだが、
森林フィールドは当然ながら植物の影響により視界が悪く、暗い

視認できる距離、範囲は、
開けたフィールドと比べ圧倒的に狭くなり、
植物のせいで銃の射程も平均的に短くなる

開けたフィールドでは近距離とされる20m程度でも
遠距離のように感じられるだろう


_DSC0654.jpg
先述の通り、頑丈なバリケードは少ないが、

植物のカーテンはBB弾に対しては
それなりの防御力と、何より優れた隠蔽効果を発揮する

これを活用しない手はない

多くの森林フィールドは、林道のような開けたエリアと、
下草の生い茂った雑木林のようなエリアがある

移動の際は開けたエリアは当然避けるべきだが
下草や低い樹木の多いエリアでは、

一見危険そうでも身を低くしていれば
バリケードが少なくても割と自由に動くことが出来る


スタート直後以外の移動は
一回の移動距離を5mから10mくらいまでにして、

存在感のない小さな動きで移動を行うようにすると、
ゲーム中の自由度はグッと上がるだろう


この際、草や木々を掻き分けると音と動きでバレやすいが、

フィールド内はよく見ると何度も人が行き来した痕があり、
その場所は獣道のように植物が避けていたりするので、

そういった「道」を見つけた場合は
そこを通ると迅速かつバレずに移動できることが多い


また、1分間で数mのゆっくりとした移動は確かにバレにくいが、
サバゲは時間制限があるので役に立てない時間が増えるのと、

彼我の距離が40m、50mとなった場合は
どんな動きでもバレるときはすぐバレてしまうので、
緩急が重要だ!


同様に、ホフク前進は相手からの距離が
100m以上離れるととても有効だが、40m、50mの範囲内では
素人がやっても大抵すぐバレてやられる

ホフクは移動が遅く、すぐに射撃体勢に移れないばかりか、
射角と視野が制限されるという欠点もあるのだ

有効に利用できるのはかなり限られた状況だが、
たまに有効利用して奇襲に活用する猛者もいる ごく一部だ



俺はよく銃の首を抱えて
体に引き寄せ、くっつけて支持した状態で、
ヒザをついて左手との3点の姿勢で這って移動している

俺の銃は大抵でかいので、
掴む部分はマガジンのすぐ前、ハンドガードの根元である

即応性と移動スピードと隠密性を考えた結果こうなった



_DSC0352_R.JPG

また、忘れてはならないのは、
身を低くしているうちは自分の視野も著しく狭まるということだ

移動する前に、移動先の目標を明確に決めておかないと、
半端なところで止まったり、自分の位置をロストしたり、
下手を打ってやられたりする

広さのないフィールドでも
軽く迷子になることは森林フィールドではよくあることだが
味方を撃つ可能性も出るので非常に危険な状態だ


移動先の設定についてだが、
最初のうちは先に発見されてもすぐやられないことが重要だ

その点、マークされやすいという欠点はあるが、
索敵と攻撃、そして防御という点においては、
やはり立って利用できるバリケードは強い

可能な限り丈夫で攻撃に適した遮蔽物、
或いは自分より前方の生きている味方を探し、
その遮蔽物或いは味方の近辺をチェックポイントに設定、

移動後は索敵と攻撃は主にチェックポイントで、
自分がマークされていないときに慎重に行う


マークされているときは、
頑丈なバリケードでは落ち着いて対処すれば
とりあえずやられることはない

相手の攻撃を誘えば、その射撃音と着弾によって
相手の位置や展開状況を味方に知らせることが出来る

それはチームへの立派な貢献である


体の一部がはみ出したり、
不安になるような遮蔽物の場合、
マークされたときは速やかに移動しよう

(出来ればそういう場所は足がかりとしてのみ使い、
 長居しないほうがいい)

大半の相手はフルオートを使うので、
最初は大丈夫でも、遅かれ早かれいずれやられる

射撃が途切れたタイミングを狙って逃げるのだ

この際も、その遮蔽物の「前に使ったチェックポイント」など、
逃走先を決めておかないとすぐやられてしまうので
迷わないよう最初からにいろいろ決めて移動しよう



そうそう、0.2gBB弾では貫通しないブッシュでも、
0.25g以上では貫通する場合があるので、
その点でもブッシュの中で相手と撃ち合いを行うのは
不利を招く場合がある

「たった0.05gの差」ではない 「25%も重い」のだ



よし、それでは本題に移っていこう

索敵についてだが、

移動が済んだらまずは周囲の安全を確認し、
相手との距離感や相手の展開状況を、
大まかでいいので把握することが必要だ

情報になりうるのは、
・味方の生存状況、或いの味方の損害状況
・相手からの射撃音や声
・周囲への着弾状況
・味方からの確認情報(これが一番心強い!)

ここまでは市街戦型のフィールドと特に変わらない

どこが危険でどこが安全か、
最初はこれで大まかなマッピングを行う

次に個別の相手を探すわけだが、ここからはテクニックだ

以下、ポイントごとに列挙しよう




・人間の目はちょっとした動きや違和感に反応しやすい

_DSC0585.jpg

早い話、キョロキョロ首を動かして相手を探すのはNGだ
森林フィールドでは相手はまずそういう「動き」を探している

索敵は首や体の動きではなく、主に「目の動き」で行うことで、

相手の頭部の動き、移動中の動き、
銃口が不用意に出たり引っ込んだりしてる様子などを
一方的に拾うのだ


首の動きを織り交ぜるのは広範囲を見渡すにはいいが、
自分の首を動かすと発見リスクが上がるばかりか、

首を動かすと人間結構瞬きするので、意外と見えてない

自分の視界が動いていると相手の小さな動きが拾えないのだ


逆に、パソコン画面を凝視してるときに、
視界の隅で虫が飛んだりすると非常に気になるのがいい例で、
人間は視界の中に動きが飛び込むと著しく反応する

これを利用しない手はない

意識的な動作よりも体の機能を活用するのだ!


というわけで、俺が実践している方法論としては

視界の端を凝視・・・
相手の動き、視界の違和感を拾うように凝視

続いて首を動かすことなく目を動かして
視界の中央を凝視、そして最初とは逆サイドを凝視

といった感じで流し目を這わせるように索敵を行っている

視界を左から右へ(逆でもいい)スキャンするようなイメージだ

相手が潜んでいる可能性が特に高いエリアは、
その部分部分に優先度を設定して凝視する場合もある

優先度の高いポイントは

・暗い場所(後述)
・頑丈なバリケード等人工物
・木の根元
・ブッシュ

などである


もちろんスキャン中は
頭部は視界を確保するために遮蔽物から出っぱなしだ

相手が攻撃行動を行うときは、
予備動作、または射撃音がするので、
それらを検知して着弾までに回避する心構えが必要だ

できれば索敵は両目で行うのがいいが、
状況によってはまず片目だけ遮蔽物から出して、

右目ならば右前方の安全を確認次第、
順番に出す範囲を増やしていくようなこともできる


また、目のピントが合っているところ以外は、
相手が動いてくれない限り非常に反応しづらく、
特に迷彩に幻惑されやすい部分だ

目のピントが合う深度(前後の範囲)は
カメラのレンズと同様、近距離になればなるほど狭くなる

つまり迷彩が潜んでいる可能性がある場合、
距離が近いほど(特に20m以内は)危険だ!


フラッグ近辺など、近距離では「目の動き」を使って
そして、近くから奥までピントを這わせて相手を探すのだ!

先ほどの左右に加え、
必要に応じて手前から奥まで「スキャン」するようなイメージだ

(序盤の撃ち合いで近距離をスキャンする意味合いは薄い)


人間のようなシルエット、人間が身に着けている人工物、
突き出ている銃身・・・

そういった違和感にも人間の目は反応しやすい
意識よりも先に、肉体的な機能が違和感を検知する場合もある

ン!?・・・今のは!?・・・と思ったときは、
その直感を大切にしよう

しかし直感に任せていきなり撃つと相手にバレたり
先行していた味方だったりするので、射撃は慎重に行おう






・フィールド内を「明暗」で捉える

「目の動きで探す」方法に続き、
これを覚えておけば全然変わるっていう要素の一つだが、

フィールド内は全体的に暗くなるため、
スポットライトのように差してくる日光は大敵だ

このスポットライトを浴びた人はスターである

地形によっては50m先からでも視認されるので
ラブコールを受けまくって優先的にやられるものと覚悟しよう



_DSC0473-2.jpg

そしてこの画像を見てくれ

何人見えるだろうか?
瞬時に判断できなければ不利を招くこともある

これはゲーム経験者とその他で圧倒的に発見スピードが違う

いきなり見えた人を撃ったら
ずっとそこにいた味方だったなんてこともあった


中央左に人が見える 滑り台っぽいものの上にも人が見える

しかし多くの人は画面右端近くの人を見落とす


こういうことがあるから、
ゲーム中は暗いところを優先的に探すのだ
明るいところに相手がいたらすぐわかるのでラッキーだ!

多くの人は視界を、
迷彩を、「色」で捉えようとするものだが、

「明度」の情報も活用できるようになれば、
相手の発見と安全な場所の選択はよりスムーズなものになるだろう


_DSC0473-3.jpg

ちょっとコツがいるが、
視界を白黒で捉えると暗いところと明るいところは一目瞭然!
バレにくい場所も一発で判断できる

森林フィールド内は暗いところを選び、縫うようにして歩く

ちょっと慣れたらば、自分の装備の色というよりは、
「明度」に近い場所を選んで歩くと意外とバレなかったりする






・音を最大限に活用する

音は極めて重要な情報だ

音によって判明する主な情報は

・相手の前進状況
・相手の位置情報
・大まかな銃の種類、脅威度

などである

相手の具体的な戦力情報に直結するため、
これを利用しない手はない(3回目)

もちろん、不用意な射撃をすれば
相手もそれを拾ってくるものと意識しよう


慣れてくると銃の「機種」どころか、
射撃した人間が個別に判明する場合がある

俺はただでさえ持ってる人が少ないHK417を
セミオートのみで扱うため、よく名指しでバレる

音だけで位置まで特定されて集中攻撃を受ける場合もある


しかし俺だって音を活用する

ササハラの特技は銃の種類当てである

一番カッコよく決まったときは、お客さんの前で

「11時方向次世代SCAR、1時方向89式、
 同じく1時方向、次世代M4系」

と宣言した後、その音源を一つずつ撃破して
自分で答え合わせし、全部正解だったときである

まぁ種明かしをすると、
音が特徴的な銃じゃないとわからないわけだが、
そういう特徴的な音の銃は脅威度が高いのでよく覚えてるのだ

普段は「アタシわかんない」とか平気で言う。

まぁそんな風にして様々な状況に役立つので
意識して聞き分けるスキルを身に付けると楽しさはさらに爆発する


ああ忘れてたが、味方からの声も重要な音声情報だ

相手を発見したら見えた数と位置を正確に伝え、
情報を共有すればチームの戦力アップは確実である

自分からは撃てない位置でも味方からは撃てたりするのだ

その他、味方から離れるときは味方に撃たれないよう、
自分の位置を知らせることも重要だ!

恥ずかしくてもコミュニケーションしよう!!!!






・「照準スコープ」を使う

DSC05192.jpg
画像:ヒレツな狙撃を行う私 撮影:コードセブンのおねえさん

班長が言っていた
「楽をしたけりゃ金を使え」と。

今回の本筋からは外れるが一応紹介する

スコープを使えば目の悪さは大抵カバーできる
体さえ出ていれば相手がどんなに隠れてても正確に発見でき、
射程内なら確実に狙い撃てる

注意すべきは銃の重量が1kg近く増加することもそうだが、
何よりも圧倒的な視野の狭さだ

俺が好きなスコープ倍率は1.5倍~4倍、
そして運用では両目で狙うことが重要だ

片目ではスコープを覗きつつ、
もう片目は瞑ることなく、いたずらに視界を潰さないようにすることだ

慣れると両方ちゃんと見えるようになり、
スコープの視界外での動きに急速に反応して回避、
或いは反撃できるようになる

スコープを見るつもりで
銃を不用意に遮蔽物から突き出したりフラフラ振ったりすると
動きを拾われてすぐバレるので、この際も慎重に取り扱いをしよう

スコープには慣れと筋力が必要だが、
慣れると時として卑怯くさい戦果が出る

森林戦ではそれが顕著だ





・・・思いつく限りでは以上か

もうないとは思うが、万が一遊んでるうちに思い出したり
新たに見出した事項は今後加筆しようと思う

最後に、上記で得た知識を使ってもう一度この画像を見てみよう

_DSC0654.jpg

_DSC0585.jpg

これらの画像にはゲーマーが潜んでいる


森林戦はかくれんぼなので面白い

やったことない人にも是非オススメである



答え合わせは コチラ から



END
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名無し

残念だけど普通13時方向なんて分かりづらい言い方はしないです
時計の文字盤に13はありません
そこが一番恥ずかしいっす
by 名無し (2015-10-21 05:51) 

ササハラ

ホントだ! アリエナイ誤植!
あまりに恥ずかしいので更新終了を破って修正を行いました!

ごめんね!!!
by ササハラ (2015-10-24 10:47) 

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