SSブログ

サバゲ初心者向け ボルトアクションライフルの話 [サバゲ未経験・初心者向け]

 


前回までのあらすじ~

ハンドガンにもいろいろある

今回はボルトアクションライフルに関する紹介のほか、
ちょっとは運用の話もあるぞ!


 





Ep6-2-1
電動ガン以外の銃について
(ボルトアクションライフル編)



ボルトアクションライフルには
ガスガンタイプ(手動)のものもあるが、
現在主力として大半のシェアを獲得しているものはエアー式である

よって今回はボルトアクションエアライフルに絞って話を進める




・ボルトアクションエアライフル


スナイパーライフルの代名詞

1発1発手動でバネを圧縮(コッキング)、
弾を装填し、単発で発射するライフルである

パワーの法規制もあり、サバゲにおいては高性能なものでも
飛距離と精度は高性能な電動ガンとほぼ同等である

もちろん人力なので、急いでコッキングして狙いをつけても
連射速度は2秒に1発がせいぜいである

電動ガンは2秒もあればトリガー引きっぱなしで約30発、
機種によっては約50発もの弾を連射してくる

実際はその連射力を
いっぱいに使う人はほとんどいないにしても、

そしてもし連射されたとして、
運よくその弾が当たらなかったとしても、

恐らく制圧射撃により障害物から出られなくなり、
ボルトアクションライフルの大柄さ故の取り回しの悪さも手伝って、
行動不能にされてしまうだろう


つまりボルトアクションライフルとは、
電動ガンに目をつけられたら基本的に終わりであり、

しかも弾が1回の射撃で1発しか出ないので、

最悪の場合、命中しても
気づいてもらえないことがある不遇のカテゴリーである





では、電動ガンに対して何が勝ってるのか?


それはまず経済性
エアライフルにはバッテリーもガスも要らない

弾もそんなに撃たない

1ゲーム15分だったとして、
100発とか撃ったら結構驚かれるレベルである

1日で1000発撃ったら結構ガチ運用である

規制内であればコッキングはそんなに重くないが、
1日1000回コッキングするんだからなかなかの労力だ



ちなみに最安価のモデルは
東京マルイ製 VSR-10プロスナイパーバージョンである
(射撃時に反動のあるリアルショックバージョンも同価格だが射撃音が大きいロマン派)

スコープを載せたら結局電動ガン並みのコストになってしまうが、

本体自体は1丁実売17,000円程度で購入でき、
必要なものは本体と弾とゴーグルだけ。

弾数は30発だが、ローダーを携帯したり、
或いはマガジンが1本1,000円もしないので買い足す手もある


大柄ながら重量は2kg程度、
スコープをつけても3kgを切ることが多く、
非常に機動力の高い運用が出来、射程と精度も十分!

入門にうってつけのモデルだ

ただしコストダウンのためか、
発射時に弾の通り道となる「インナーバレル」が
アルミ製のため、3、4000発も撃つと磨耗して精度が落ちてくる

これに関してはメーカー純正で
電動ガンと同じ高耐久・高精度の真鍮バレルセットが出ている

ちなみに5,000円位するのだが、
本体+バレルで22,000円とすると、

上位機種のVSR-10 Gスペックの実売価格に
限りなく近づいてしまう

Gスペックは光学照準を載せないと実質狙えないが、

光学照準器を載せるためのベース(マウントベース)
真鍮バレルはもちろんのこと、サイレンサーと、
スリング(追いヒモ)をつけるための金具(スリングスイベル)
最初から搭載されているほか、

コッキングハンドルが遥かに使いやすく改良されている点で、

かなりオトクなセットとなっている

特にサイレンサー(消音器)は簡素ながらも評判がよく、
ガッツリ実戦投入するならコッチのほうがいいという声は多い



マルイ製L96AWSはそのルックスから
かなりの人気機種だが、

重量3.5kg、スコープを載せると4kgを超える、
かなり重いライフルである

値段も実売25,000円くらいと、
マルイのエアライフルでは高価なほうだが、
設計が新しいのもあって一番飛んで当たると言われている
(俺自身がGスペック等と撃ち比べたことは無い)

弾数は40発だが、
VSRのマガジンに比べるとマガジンが大きく、
運用にはポーチが必要となる 値段は2,000円くらいである

機動力を重視するならVSR、
ドッシリ構えて撃つならL96といわれている


そのほか、ボルトアクションライフルは機構が単純であるせいか、
その他の国産メーカーだけでなく、
海外製のモデルでも高い性能のものが出始めているようだ

マルイ製のほかにも、
これからはもっと選択肢が増えていくのかもしれない


・・・話が逸れた

とにかくボルトアクションエアライフルは経済面がスゴイのだ




もう一つの利点は、高い隠密性である

ボルトアクションライフルは
機械的に動作する箇所が少なく、発射音が非常に小さい


電動ガンの銃声がそこかしこで
けたたましく鳴り響くフィールドにおいて、

40m先のボルトアクションライフルの射撃音1発を
耳で拾えるゲーマーは恐らく存在しない

ササハラがVSR-10 Gスペックを運用した際に
気付かれなかった最短の距離は、体感5,6mである


1回の射撃で多くの弾が飛んでくることが多い電動ガンと違い、
ボルトアクションスナイパーの射撃は
たった1発が数秒に1回飛んでくるだけであり、

他の相手の交戦しているときに
ボルトアクションライフルでしれっと狙撃され続けていることに
やられる前に気付くことができる人はなかなかいない

スナイパー自身の姿を発見する前に
近隣への着弾や弾筋の情報数発分だけで位置を特定するのは
熟練者でも難しいので、意外と当たるまで粘れたりする

ただしこの際でも、スナイパー自身が
別の相手ゲーマーに見つかった場合は瞬殺されるので、

位置取りは極めて重要であるし、
バレる前にこっそり位置を変える勇気も大変重要である



つまりボルトアクションライフルが活きる運用とは、
電動ガンの発射音に紛れつつ、バレずに死角に潜り込む 

或いはしれっと電動ガンを持った味方に
(ちょっと距離を置いてオイシイ位置を取りつつ)混じることである

ボルトアクションライフルは位置取りが勝負だ!



ちなみに、俺が一番スナイパーの脅威を感じた事例は
下記リンク先のようなものであった

ゲームログ: スナイパーの脅威

ギリースーツを着た熟練スナイパーが
相手として森林フィールドに現れたときは
結構な頻度で地獄を見ることになるし、

ボルトアクションライフルをもって
うまく頑張れば、同様に地獄を見せることもできるわけだ





そして最後の利点は、もう大体察しがついたと思うが

 ロマン である

ここまで読んで感じてもらえていたらうれしいが、
ボルトアクションライフルにはロマンがある

相手の裏をかき、風を読み、
一撃の下に電動ガンを持った相手を撃破するロマン

そしてわけもわからず一撃でやられた相手のリアクションの
一部始終をスコープ越しに見守るロマンである

後者はハッキリいって気持ち良すぎて、
人によっては最初のうちは爆笑と共にガッツポーズして
バレて死にかねないレベルの快楽であるので、

ボルトアクションライフルを選んだ際は
スコープをつけるのがオススメである

スコープをはじめ、光学照準器の話は追ってするが、
この楽しみに勝る快楽はほとんど知らない

メチャメチャ練習して、研究して、
スナイパーの鬼と化す人が少なからずいるのもそのためである


ボルトアクションライフル・・・

ロマン派とはいえ、電動ガンを除くと射程と精度では最強であり、
最も戦力になりやすいカテゴリーなので

電動ガンに飽きた人、疲れた人、
ロマンを追い求める人にはオススメだ



つづく
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。